■2019年後半
例会名:観心寺・延命寺コース
実施日:令和元年12月8日(日)
集 合:南海高野線千早口駅前 11:10
参加者:橋本、松尾、青石、澤村、森(幸)、龍岩、
黒岡夫妻、大石夫妻、西元
ハイキング:千早口駅前40~延命寺25~観心寺55~河合寺15~
河内長野駅
所要時間:約5時間(11:10~16:00)
歩行距離:約8km
晩秋の名残の紅葉を楽しむべく、千早口から紅葉の名所、延命寺、観心
寺をゆっくりと周遊し、河内長野駅に至るハイキングに出かけた。
昨日までの厳しい寒さも一段落し晴れ間も覗く絶好の歩き日和に、総勢
11名が千早口に集合。初参加の森さん、久しぶりの龍岩さん、黒岡夫妻、
大石夫妻のご参加で、軽く準備運動のうえゆったりとハイキング開始した。
千早口の静かな集落を冷やかしながら進み、舗装道からヒンヤリとした
山林の登山道をゆるやかに登る。15分程で美加の台バス道に入り、そこ
から沢沿いの山林を下って正午過ぎに延命寺に到着した。そこで延命寺入
口にお住まいの東井さんに遭遇。東井さんは今回の例会参加ご希望とのこ
とでしたが、集合場所、時間の連絡がうまく行かず、延命寺で待っておら
れた様子。
延命寺の見事な紅葉を見物しつつ、裏のもみじ山に登り、山頂付近で昼
食休憩。紅葉の中で楽しい食事を摂るも、汗が冷えて寒くなってきたため、
早々に下山。延命寺入口で東井さんから延命寺のご講釈を受け、貴重な銀
杏を頂戴したうえで記念撮影を撮る。その後、観心寺に向けてやや急な杉
木立の舗装道路を登り、それから下って30分程で観心寺に到着した。
当然観心寺を見物すると思っていたが、拝観料を反省会に回したいとの
意見があったことから、紅葉は外から見物し、南大門前で記念撮影。そこ
から竹林のやや急な登りを頑張って、20分程で眺望の良い丸山展望台に
到着。大阪湾一円と金剛山系を見渡す大パノラマを楽しむ。そこからやや
急な下りを経て、くずの口バス停前に降り、そこからは下りの舗装道路を
黙々と頑張って歩き、30分程で河合寺に到着。ここも外からの見物に留
めて、妙長寺前と紅葉が美しい奥河内さくら公園前を下って、落合橋を渡
り、終点の河内長野駅に16時頃に到着し、本日のハイキングを無事終了
した。
初参加の森さんは終始頑張って先頭を歩いていただき、久しぶり参加の
皆様、ご婦人方も元気に最後まで歩いていただき、楽しいハイキングにな
ったと思います。終了後は有志により河内長野駅前居酒屋で反省会を行い、
おおいに飲み、語りあって盛り上がり、例により楽しい例会となった。
以 上 (西元記)
例会名:三国山(886 m )
実施日:令和元年11月10日(日)
集 合:JR笠田駅 9:05
参加者:橋本、米田、澤村、松尾、青石、正岡、西元 、木綿 (8名)
三国山はその名が示すように、紀伊・和泉・河内の三国の境に位置しており、
西国巡礼や修験者にゆかりの山。今回は「串柿暖簾」で知られるかつらぎ町四
郷地区から登り、和泉市父鬼に下るコースを選びました。参加メンバーは、初
めて参加の正岡さんを加えて8名でした。
集合地の笠田駅から登り口の東谷バス停までは、かつらぎ町のコミュニティ
バス(定員十数名の小さなマイクロバス)に乗ります。通常は数人程度の乗客
なのでしょうけど、この日は私たち8人と地元中学生の客で座席数をオーバー
し学生は友達の膝の上で座る状態でした。東谷バス停で合流の米田さんを加え、
坂道を登り始めます。山登りと言っても四郷の集落の中であり、しばらくは舗
装道路を進みます。
最初の見どころは「文三の滝」でしたが、滝の全容を見るには滝つぼ近くま
で行くことが必要で濡れてしまうことと、「滝行」を行っている女性が居たた
め滝下までは行かずに滝の上部が見えたくらいでした。
ともかく坂道を登っていくと、ほどなく神野地区に至ります。ここで一面に
串柿を棚状に吊っている、いわゆる串柿暖簾が見られます。
写真で確認下さい、なかなかの景観です。農家で串柿作りの作業も見学でき
ました。柿の皮むきは、ほぼ自動であっという間に剥けてしまいます。ここま
では串柿見物の観光客も多く見られましたが、この先は人を見掛けることは殆
どなくなりました。そして「槇尾道」分岐からは舗装道路を外れ山道となりま
した。山は「全山紅葉」とは言えないですが、色んな木々の色付きがありそれ
なりに目を楽しませてくれました。
頂上付近には白いドーム型防空監視レーダーがあり、これは大阪府側のあち
らこちらから見えているようです。頂上で丁度昼食となり、汗で濡れたシャツ
の着替えをして、セルフタイマーでの集合写真を撮りました。
ここからは七越峠を通って、大岩谷を下ります。七越峠は西国巡礼道の
「茶店跡」や西行法師の歌碑などがあり、この道が古代からの街道であったこ
とが分かります。
山から下りた父鬼地区は「役行者」ゆかりの地で、行者像も見られました。
父鬼からバスで「泉北中央駅」まで出る予定でしたが、バスの本数が少ない中、
米田さんの息子さん2人が車で送ってくれることになり、大いに助かりました。
標高差、歩行距離併せて「少しシンドイ」くらいの適当な山歩きでした。
反省会は中百舌鳥駅前の白木屋に入り、珍しい「イナゴの佃煮」など、食べ・
飲み・語り、大いに盛り上がって反省しました。
以 上
(文責 木綿)
例会名:ゴロゴロ岳(565.6 m )
実施日:令和元年10月20日(日)
集 合:阪急梅田駅8.9番ホーム中央付近 8:50
参加者:橋本、松尾、青石、澤村、西元
ハイキング:鷲林寺バス停20~鷲林寺35~観音山20~奥山園地45~
ゴロゴロ岳30~ガベノ城45~柏堂町バス停
所要時間:約5時間(9:50~14:50)
歩行距離:約7km
標高差 :約340m
兵庫県芦屋市の六甲山系に属し、六甲山系で唯一、岳の名がつくゴロゴロ
岳に5人で出かけた。名前の由来は、石や岩がごろごろしていたからという
説、標高が565.6mだったからという説があるそうだ。
阪急夙川駅からバスにてかんのん道登山口のある鷲林寺バス停へ移動。
10時頃からなだらかな鷲林寺参拝道をゆったりと登り、鷲林寺境内に20
分程で到着し、参拝。そこから結構な急登が続くも涼しい風と時折のぞく甲
山の眺望に癒されながら頑張って登り、大岩だらけの観音山山頂に11時頃
到着。風はやや強いが、好天の中で眼下に広がるパノラマがうれしい。
休憩と記念撮影後、沢沿いのややなだらかな下り道を経て奥山貯水池へ。
大きな錦鯉を見物後、多くの子供連れの家族で賑わっている奥山園地で一休
みし、ゴロゴロ岳への最後の登りに取り付いたが、利用客の極めて少ないル
ートを選んでしまったようでかなり荒れ果てた登山道をやぶ漕ぎに近い状態
で進む羽目に。それでも何とか歩きやすい登山道に合流し、予定よりやや遅
れながらも12:40頃にゴロゴロ岳山頂に到着した。
ここは珍しい山頂で、大きな別荘地帯の裏庭にあるような宅地と隣り合わ
せの山頂である。残念ながら眺望はほとんどない。居合わせた若い3人娘に
お願いして記念撮影後、お待ちかねの少し遅めの昼食タイム。
そうこうしているうちに、大人数の団体が到着したため、山頂を譲って
13:20頃から下山開始した。やや急な下りを経て、前方に大阪平野や大
阪湾が広がるやや眺望の良いガベノ城という小高い山に13:40頃到着。
そこからやや急な下りが続き、時折前方が大きく開ける見晴らし台のような
岩場が3か所程あり、徐々に眼下の甲山と民家が近づいてくる。登山道が終
わり、山頂に誰かが乗っけたような大岩を抱く小高い山を間近かに見上げる
高級住宅街を少し下って、本日終点の柏堂(かやんどうと読む)町バス停に
14:50頃無事到着した。
先月の酷暑の登山とは大違いの涼しく歩きやすい秋ならではのウオーキン
グを楽しむことができ、例によって梅田に移動してからの反省会でも大いに
盛り上がった10月例会となった。
(西元記)
例会名:中山連山(中山最高峰478m)
実施日:令和元年9月10日(火)
参加者:青石、木綿、澤村、西元、松尾、米田(敬称略 6名)
今月の例会は開催日を火曜日に変更。ために複数の方が今回の参加を諦めた
り、参加者も通勤ラッシュに揉まれることとなった。ごめんなさい。
集合場所の阪急梅田駅プラットホームは、この日蒸し暑く、涼しい電車内で
待つ。結果、環状線の若干の遅れもあって全員揃ったのは阪急山本駅(8:54)
でした。
山本駅からしばらく住宅地の中を進む。庭先の蝶類や花を見ては木綿さんが
「シジミチョウ」などと教えてくれる。今回初参加の青石さんは、ゆったりし
たペースに、「時間かかりそう」とつぶやく。青石さんも神社仏閣などに詳し
そうで、話がはずみそう。やがて登山道に入り、大聖不動尊の山門をくぐり
(9:20)辰巳橋をわたって、最明寺滝に至る。
そこは行場の雰囲気で、祠に拝礼したり、滝の涼感と周囲の静寂をしばし味
わう。辰巳橋に折り返し(9:36)、澤沿いに登り、次いで切畑川堰堤横の階
段を上がる。
「縦走路は左 満願寺は右」の手書案内板(9:44)を見て、この先の経由
地「満願寺西山」を想起して右の道を選択した。しかし進むと、道が開けて来
て、藤が丘住宅街に入り込み、回り道をしてしまったと気付く。道の照り返し
を受けて体感温度も高く、陰をみつけて小休憩。
縦走路に戻る道を探して住宅街の果ての柵で行き止まったかと思われたが、
柵の脇が山道に続くのをみつけて入ると、いきなり岩場への上り口に出る
(10:13)。この岩場は「宝塚ロックガーデン」ともいうらしい。
そういえば阪急芦屋川駅から風吹岩に登る途中のロックガーデンや須磨アル
プスにも行ったことがあるな、と思い出す。いくつかの鉄塔の横や下を通過、
甲山・六甲山系や伊丹空港などの景色を見る。運動会練習中の学校放送も聞き
ながら、進んだり休んだりして、この岩場を登りきる。炎天下相当に汗をかき、
水分補給も多量に。これで「初級コース?」というのが正直なところ。
木陰もある縦走路になり、蝶のようなキノコを見たりして、下りや上りを経
て、満願寺西山に到着(11:25)。右手にゴルフ場が見え、足元にゴルフボー
ルが飛んできて落ちている?と思ったら、キノコだった(11:44)。民家の近
くであることを確認して、メンバーの一人はこのあたりまでの参加にとどめ中
山寺の方に先に下山。残りのメンバーで中山最高峰を目指す(11:59)。
風景が少し見える地で昼食をとった(12:20)が、さらにその少し先にもっ
と見晴らしの良い小高い地があった。手の届かない斜面の棒の先にサンタの帽
子(13:01)。どうやって掛けたのか?台風で強い風も吹いただろうに。
コースはやや平坦ながら、この縦走路をあとどのくらい歩いたら中山最高峰
に着けるのだろうかと考えながら、先に下山のメンバーからは中山寺駅前でカ
キ氷を食べているとの電話連絡を聞いて、ああカキ氷を食べたいとムショウに
思う。
中山最高峰476mに到着(13:56)。出会った登山者に下る道を尋ねる。奥
の院を経由する道が歩きやすいだろうと薦められる。中山寺奥之院(14:45)
では冷たい水のある手洗い場で体を拭ったりして一息つく。夫婦岩(15:24)
を経て、旧道(参道)よりは「川沿いの道が歩きやすい」と教えられる。途中
カエンタケ注意(猛毒。食べると死亡率が非常に高く、汁が手に付くだけでも
皮膚に炎症を起こすため触ることすら危険)の案内板が。松尾さんは8月の番
外編でカエンダケを初めて見たとのことで足を止め見ていた。さらに下り、安
産を願うお参りの多い中山寺(16:07)に着く。この会では3年前に来ており
この日は門前での礼拝のみ。阪急中山観音駅はすぐそこ。
全歩行距離は約11km。「近郊ハイキング」と軽く思っていたが、なかなか
の距離だった。千葉県などに猛威を振るった台風15号はこの日、東北沖に進み
西の熱帯性低気圧とに挟まれた関西では、等圧線の間隔が広くて無風状態、
本当に蒸し暑い一日だった。スーパー銭湯「宝の湯」に寄って体を癒すか、
大阪駅へ出ていつもの反省会をするか迷ったが、後者を選択。楽しいときを
過ごした。
文責 当月担当リーダー 米田
例会名:大峰山(山上ヶ岳1719m、大普賢岳1780m)
実施日:令和元年年8月25日(日)~8月26日(月)
参加者:西元、橋本、松尾、若宮。(4名)
行程概略
第一日目:近鉄吉野行急行車内で合流,下市口よりバスにて洞川温泉へ。
徒歩行程
洞川温泉10:35 ⇒ 清浄大橋・女人結界門13:00 ⇒ 一本松茶屋13:45
⇒ お助け水14:15 ⇒ 洞辻茶屋14:40 ⇒ 油こぼし ⇒ 鐘掛岩15:35
⇒ 龍泉寺宿坊着16:20
第二日目:5:10 起床 5:20 ご来光 5:30 朝食
6:00~8:15 行場修業(西の覗き、裏行場)
宿坊出発8:30 ⇒ 8:50山上が岳 ⇒ 9:50小笹の宿
⇒10:50阿弥陀ケ森分岐(女人結界門) ⇒ 12:20大普賢岳
13:05 ⇒ 14:00笙の窟⇒ 14:50和佐又ヒュッテ
⇒ 16: 00和佐又口バス停(ゴール)
運動量などのマトメ
標高:洞川温泉 830m 清浄大橋 950m 山上が岳1719m
大普賢岳 1780m 和佐又口 710m
累積標高差:1,400m
行動時間:13時間 歩行距離:24km
万歩計:52,000(一日目20,000、二日目32,000)
一日目は宿坊まで辿り着けばいいという気楽さがあったためか、洞川
温泉からの平坦な舗装道路をのんびり歩きすぎて登山口の清浄大橋には
予定よりもかなり遅れて着いた。
女人結界の門をくぐると杉木立の山道になり、ひたすら歩く。無人の
一本松茶屋にて昼食。次のポイント、お助け水でのどを潤し洞辻茶屋へ
向かう。左手に沢の音を聞きながらしばらく歩き水音が聞こえなくなる
と奥駈道に出会う。洞辻茶屋で休憩し、松清茶屋で今上天皇が皇太子時
代に座った休憩台に腰を下ろす。この辺りのトリカブトは見事であった。
さて、ここからこの日一番の難所、油こぼしの急登に向かう。その名
のごとく滑りやすい。梯子、鎖を頼りに注意深く進み、傾斜が緩やかに
なると目の前に鐘掛岩が現れた。ここは最初の行場であるが、今回は直
登を試みず巻き道で鐘掛岩の上に上がった。ここから先はアップダウン
の岩稜帯をしばらく歩き、龍泉寺宿坊に到着。女人結界から宿坊までは
ほぼ案内地図のコースタイムで歩くことができた
二日目は5時起床後、直ぐに宿坊の前に出てご来光を拝んだ。朝食後
は予定を変更して先達の案内で全員が行場修行を体験した。
「西の覗き」両肩に命綱を装着し金剛合掌して、上半身を岩からせり
出して断崖絶壁に吊るされた。
「嘘をつくな!」 「はい!」
「家族を大切にしろ!」 「はい!」
「月に一度は墓参りしろよ!」 「はい!」
「これからの人生を大事にしろよ!」 「はい!」
「よくこの景色を見て上がってこい!」 「はい!」
引き上げられてほっとした。この間は無我夢中で時間感覚は記憶にない。
4人とも「捨身の行」をやり終えた。
「裏行場」不動岩登り 胎内くぐり 蟻の戸渡り 平等岩
裏行場修行は他のグループと合併して行われたため予定の2倍以上の
時間がかかった。かなり危険度は高いが、西の覗きの修行で胆が据わっ
た所為かそれほどの恐怖感はなく先達の指示に従って無難に克服できた。
予定外の行場修業は滅多にできない貴重な体験だった。修行が終わると
ゴールの和佐又口までのかなり長いコースが待っている。
宿坊を出発し大峰山の頂上を経由して大普賢岳に向かおうとしたが、
山歩きに欠かせない杖を宿坊に忘れるという初歩的なミスで、30分近く
ロスした。
大峰山を後にして奥駈道を歩く。この道は倒木が多くしばしばそれに
行く手を阻まれる。新しい倒木は去年の台風21号で倒されたのであろう。
根こそぎ倒された樹の根の部分を見ると、台風の凄まじい威力を感ずる。
道を塞がれるたびに迂回したり、背をかがめてくぐったり、道を探したり
で結構疲れる。そんなストレスの貯まる道の中にあって、大峰山系特有の
コケが我々を癒してくれた。杉苔、万年杉などのみずみずしい緑である。
最初の休憩は小笹の宿である。ここで美味しい水を飲んだ。ここからは
登りになるが頑張ってノンストップで女人結界門がある阿弥陀ケ森分岐に
着いた。休憩。
今回の最高標高1,780mの大普賢岳までは、一旦1,540m位まで下って
から登り返さなくてはいけない。朝5時の朝食から既に6時間たち、腹も減
ってきたが、何とかこらえて12時20分に大普賢岳の頂上に到着。昼食。
大普賢岳を出発した後は時計との競争になり、大普賢岳と笙の窟の間に
は32個の梯子や鎖場がある。かなり危険を伴う難路ではあるが、ピッチを
上げて笙の窟で小休止した以外、ノンストップで和佐又ヒュッテも顧みる
ことなく通過し和佐又口まで一気に下った。和佐又口では着替えの時間も
あった。
番外編から1週間後の今、大峰山の行場修業と、和佐又ヒュッテから和
佐又口までの舗装道路の下りの辛さが脳裏に残っている。
事務局 西元次雄
例会名:龍神岳・護摩壇山(1382 m )
実施日:令和元年8月4日(日)
集 合:護摩壇山護摩山スカイタワー駐車場 10:00
参加者:橋本、澤村、松尾、鈴木(松尾孫)、西元 、木綿 (6名)
今回コースは公共交通機関で近くまで行くのが困難なため、2台のマイカー
使用で登山口まで行った。西元号は橋本駅で橋本、澤村の2名をピックアップ、
木綿号は和歌山駅で松尾家一同をピックアップして集合地へ向かった。
集合地の標高はすでに1280mあり、下界より数度気温は低い筈なのに、
この数日の猛暑で、“涼しい”を感じることはできなかった。
集合地の辺り、高野龍神スカイラインはバイクツーリングで人気の場所で、
この日も駐車場には多くのバイクが集まっていた。
10時、頂上に向かい出発。30数人の団体とほぼ同時出発となり団体の列に
飲み込まれる状況。20分弱で護摩壇山頂上に到達。団体さんの中の人にシャッ
ターを押してもらい集合写真をパチリ。
引き続いて、すぐ隣の龍神岳山頂に向かう。護摩壇山と双耳峰でかつては、
山2つとは言ってなかったらしい。で、龍神岳の方が護摩壇山より10mくらい
高く、ここが和歌山県の最高峰となる。この山頂からの見晴らしはなかなか良
かった。また稜線を歩くと、下からの風が涼しくて暑さを忘れさせてくれた。
頂上からは次の目的地である、森林公園・林間広場が遠く・大分低い所に
見えていた。「あそこまで行って帰ってくるのか」と、楽ではないことを覚悟
させられた。
そうなんです、例会案内は、「標高差100mくらいで天空のハイキング」と
お誘いしていたのですが、下って登ることで実際に歩く標高差が、300mくら
いは有りそうだった。
頂上から森林公園への下り道は“森林浴を楽しむ”と案内されたルートで、
緩やかな傾斜で木陰の風がある部分は気持ち良く歩けた。しかし、遊歩道が
通行止めで、車道を歩くとなると日影が少なく暑い道であった。
森林公園管理棟前の広場(草原)は見晴らしも利き、さっき登ってきた護摩
壇山・龍神岳を眺めながら、ゆったりした気分で昼食を取ることが出来た。
ここで報告者(木綿)は最近趣味となりつつある「チョウチョの写真」撮り
にチャレンジ、「ツマグロヒョウモン」をカメラに収めることができた。
その後は、護摩山スカイタワー駐車場まで登り坂を戻り、歩こう会コースは
終了した。
帰路は少し寄り道になりますが反省会として、のせがわ温泉の日帰り入浴で
汗を流し、「あまご定食」などをお腹に収め、運転者と子どもはノンアルコー
ル飲料、その他はアルコール飲料で咽喉を潤した。
軽く、心地よい疲れが残る程度で、満足のコースでした。
(文責:木綿)
例会名:白髪岳(722 m )
実施日:令和元年7月21日(日)
集 合:JR大阪駅6番ホーム中央付近 8:10
参加者:木綿、橋本、松尾、若宮、米田、永野、西元
コース:古市駅50~住山登山口30~登り口60~白髪岳30~文保寺への
分岐20~松尾山(687m)40~卵塔20~住山登山口
40~古市駅
所要時間:約7時間15分(9:45~17:00)
歩行距離:約11.6km
標高差:約507m(古市駅付近の海抜:約215m)
長い梅雨の影響で先週の延期を経て、丹波富士として知られ古くから登山家
に人気がある白髪岳に7人で出かけた。
台風通過直後で天気が心配されたが、やや風がある曇り空の歩きやすい天候
である。最初は丹波篠山ののどかな田園を、多数栽培されている特産の丹波黒
豆やゴボウの畑を眺めつつ平坦な道を進んだ。
50分程で住山登山口に到着したが、近くの娘さんが笑顔で近づき、皆で食べ
てと思いがけないプラムの差し入れ。恐縮しつつも有難くいただき、さらに
25分程ややなだらかな坂道を登って白髪岳登り口に到着。休憩しながら先ほど
のプラムを皆でいただき、ここから階段道の急登に取り掛かる。
かなりの急角度の登りが続き、大汗をかきながらやっとの思いで尾根に出る。
目の前に松尾山の雄姿があり眺望が広がる。ここからお楽しみのロープ場の岩
登りと露岩の岩稜尾根歩きである。ややスリルのある尾根歩きと尾根からの眺
望を楽しみつつ進むとほどなくして白髪岳山頂に到着した。曇り空ながら程よ
い風があり、360℃のパノラマがうれしい。記念写真後、頂上で待望の昼食
を摂る。
13:40頃から松尾山に向けて下山開始したが、この下山道が急なスロー
プの直線的な下りが続き、下りながら一苦労する。鞍部に降りるとなだらかな
歩きやすい下りの尾根道歩きで気持ちが良い。鞍部分岐の鐘掛けの辻から少し
登り返して山城跡の松尾山山頂に到着する。ここは広々としているが、残念な
がら眺望はない。
一休み後、下って行き、千年杉、仙の岩を経て急坂を下り、20数基が並ぶ
卵塔に到着。ここから直線的にやや急な尾根道を下って、住山登山口に無事帰
着した。ここから住山の田園をゆったり歩き、ゴボウ畑で収穫中のおばちゃん
をひやかしてチャッカリ住山ゴボウをゲットするなどして、17時頃に古市駅に
帰着した。
梅田に移動後、有志にて反省会を行ったが、大汗の後の生ビールはやはり
格別で汗かいた以上の生ビールを楽しみ、ほろ酔いにて7月例会を散会した。
(西元記)
西谷 (水曜日, 18 12月 2019 20:42)
大勢の参加で和気あいあいの感じですね。
紅葉にはちょっと遅かったのでしょうか?
盛りの時はさぞかしと思える感じです。
一服写真の缶コーヒーは勿論 携帯灰皿ですよね。