歩こう会(2020~2022年)記録

第291回歩こう会1月例会 稲荷山 のご案内

第290回 歩こう会12月例会 ほしだ園地 報告

歩こう会12月例会報告

開催日:2022年12月11日()

参加者:森、青石、松尾、木綿、永野、澤村、米田、龍岩、藤原、西元(敬称略)

歩こう会の12月例会は、交野市にある「大阪府民の森 ほしだ園地」に行きました。

ここは「星のブランコ」の愛称のある大吊り橋で有名なところです。

集合地は京阪交野線私市駅で、今回参加者は10名と二桁参加を得ました。駅から園地までは国道168号線が通っているのですが、国道にほぼ平行して川沿いのハイキング道があるのでそちらを歩きます。道は自然道で、左に清流を見て、紅葉・落葉の自然感を味わいながら小さなアップダウンが繰り返されます。

40分ほども歩くと、園地の入口となり道は国道と合流、駐車場もあります。駐車場はほぼ満車の状態で、家族連れカップル等の人気スポットのようです。

園地内に入って散策を始めて、最初に目を引くのが「クライミングウォール」で平成9年のなみはや国体で使用されたようです。大吊り橋もこのクライミングウォールと同時期に設置されたという経緯があります。

この日、ウォールを登っている(降りている?)人が一人いました。

ウォールを過ぎると星のブランコを(大吊り橋)が見え始めます。下から見ると結構高いところに大きな吊り橋があり、渡るのが楽しみと感じます。

ウォールから吊り橋までは登り坂です。ここは、「公園・遊園地」という感覚だったら当て外れですね。パンフレットには「広大なネイチャーパーク」と記載されていましたが、土地の造成・切り開きは少なく、そのため決して平坦なコースでなく自然のアップダウンがふんだんにある里山の散策コースです。

さて星のブランコ(全長280m、地上高50m)を渡るのは良かったですね。眼下や遠方の全面紅葉の景色、少しだけ揺れる橋、…満足の体験でした。

この後園地内の散策をさらに進めます。「まつかぜの道」を通り、ハンバーガーストーンという巨岩のスポットに寄り、「こもれびの道」が通行止めとなっていたので少し迂回の「じょうりょくの路」を通り…、展望デッキに至ります。ここでは眼下に星のブランコの全体と園地の一面の紅葉の景色、はるか先には京都市方面が見晴らせ、京都タワーも分かります。それにこの日、京都市方面の山裾には虹が出ていて目を楽しませてくれました。

以上で本日予定のほしだ園地内の主要スポットを訪れ、園地内のいくつかの路(ルート)も通り12月例会コースを無事終了です。京阪私市駅に戻り、天王寺駅前での忘年会へと移動しました。

「ほしだ園地」、天候にも恵まれ晩秋の里山散策。楽しい一日でした。

 

因みにこの日記者の歩数はスマホの歩数計ですがドアツードア2万9千歩になっていました。結構な運動量でしたね。(木綿記)

添付資料 ほしだ園地資料

 

 第289回歩こう会 11月月例会 「高取山」報告

 

    11月6日(土) 久しぶりに、定例会を実施しました。

  参加者は、橋本・木綿・黒岡・松尾・米田・龍岩・澤村・西元・

 永野・青石(順不同・敬称略)と若宮さん(足を痛め山頂付近まで

 車で参加、城跡で合流)の計11名。

  行先は、高取城(跡)/壷坂寺。久しぶりの実施と相まって、参

 加は11名と最近では多い数となりました。

  行程は、近鉄/壷坂山駅で集合し、高取城へ。途中 くすりの町

 /高取町を通過した時は、町の人から(激励の)声を掛けられて意

 気揚々。宝泉寺を超え、城近くの少し急な登り道では若干寡黙気味

 も国見櫓からの絶景に一同感激。頂上の城跡で見事な1紅葉を愛で

 ながら昼食を摂る頃は元気回復。帰路の壷坂寺を見学して、元の壷

 坂山駅へ。天候にも恵まれ、楽しい健康的な1日となりました。

  最後に、経験者も初心者も当活動に是非ご参加を。   

 当日のリーダー/青石  

添付資料 高取山資料

添付資料 書写山圓教寺資料

 

287回歩こう会 「三草山コース」 例会報告

実施日: 令和4710(日) 曇り一時雨

参加者: 青石 木綿 黒岡 澤村 西元 松尾 橋本 計7

(敬称略)

 

自宅では明け方まで雨が降っており実施が危ぶまれたが、森上バス停に降りた時は青空も見え始めていた。広場で体をほぐした後、能勢の山里の雰囲気のある道を三草山目指して歩き始めた(10時半頃)。

登山口にある慈眼寺で一休みした後、いよいよ三草山へ登る。林の中を一登りすると峠に着く。そこはゼフィルスの森の一角であり、ゼフィルスと呼ばれる蝶の保護地区となっている。ゼフィルスとは樹上に集うシジミチョウの仲間に与えられた名前の様で、それに出会うのが蝶に詳しいKさんの今日の楽しみの一つである。

所々、針葉樹の途切れた、笹やクヌギ等の日当たりの良い所でゼフィルスを探しながら、ゆっくりと登っていくとしばらくして頂上に着いた。ここはまばらに広葉樹が生えているが、場所を変えると大阪市内や六甲山、丹波の山等が望まれる。此処で昼食とする(12時半~13時半)途中から一人の方が登ってこられ、ここで食事をされていた。今回は天候が不順なためか、お会いした登山者はこの方だけであった。

下山は才の神峠へ下り、そこから長谷の棚田へ向かう。途中で雨が降り出し、一時傘を差す場面が有ったが、それもしばらくで止み、それほど、難儀でも無かった。まばらに建っている家々の間を下っていくと、急に眼下に広々とした棚田が現れた。

区切られた田んぼに稲が育って、まだ稲穂は出ていないが、青々とした稲が段々に植えられているのは見事で有る。眼下に茅葺き屋根の家が2軒ほど有り、少し遠回りになるが、そこを通っていこうと言う事になり、棚田の中に歩を進めた。後は川沿いに元のバス停へ戻ったが、その途中も棚田の向こうに三草山が望まれ、その様な中をのんびりと下っていった。

15時過ぎ、バス停に着。小一時間余裕が有ったので、濡れたシャツを替えたりしてバスを待ち、反省会に備えた。

 

今回、クロアゲハやキアゲハの類いにはお目にかかれたが、残念ながら楽しみにしていたゼフィルスには出会えなかった。雨上がりの後であった為であろうか? 

橋本 記  

 

第287回例会 三草山コース 写真

 

 第286回歩こう会 

「加太ハイキング」ウオーキング報告

 

  例会日: 令和4年6月12日(日) 天気:快晴

  参加者:赤松、橋本、木綿、松尾、青石、池田、八木、

      西元、永野、黒岡   合計10名(敬称略)

 

 コロナ感染も収まってきたので、約2年半ぶりに歩こう会例会を再開す

  ることとなった。

  今回の例会には長老の赤松さんが久し振りに参加され、 池田さん、

  八木さんが初参加、最も若い参加者が65歳の永野さんと年齢差20歳

  のバラエティ豊かな面々の参加となった。

 行先は「友ヶ島」。加太港のフェリー事務所に出港の2時間前に行き、

  乗船整理券10名分を確保したが、本日は強風のため友ヶ島からの最終

  帰り便が3時間早まるとの案内あり。これでは島内での行動時間が僅か

  一時間半余りしかなく予定したコースを満足に歩けないと考え、友ヶ島

  行きを諦め整理券を返却。

  ところが加太駅に着いた参加者の意向は友ヶ島行きの希望多く改め

  乗船手続きをしようとしたが、港では乗船希望者が列をなしており既に

  時遅しであった。

  そのため代わりに加太をハイキングすることとなった。

 先ず港から近く雛流しで知られる「淡島神社」に詣でた。拝殿周りには

 奉納された沢山の人形が、奥の方には蛙やキツネなどの焼き物もところ

 狭しと置かれている。また拝殿左手には針塚も祀られている。朱色で鮮

 やかに塗られた拝殿は雲一つない青空に映えて一層綺麗に佇んでいた。

 次に鳥居を出て少し戻り、急な石畳の階段と坂道を登っていくと「行者

 堂」に着く。ここは葛城修験道の開祖「役行者(役小角)」が開いた

 お堂である。お堂の前が小さな広場となっているので、ここでお弁当を

 広げて昼食を摂った。

 休憩タイムに、和歌山在住で加太に詳しい木綿さんから本日のハイキン

 グコースについて説明を受けた。

 記念写真撮影後、坂道を下り、淡島神社手前を左折して新緑に囲まれた

 なだらかな坂道を20分程登ると加太砲台跡に着いた。最初に当時の

 厠弾廠の建物があり、次いで「和歌山市立青少年国際交流センター」

 の敷地に入っていくと、砲台跡が残っている。煉瓦造りの跡が往時を偲

 ばせる。一方、交流センターは開設して間がないのか新しく立派な建物

 で、併設のオープン施設では親子連れなのか多くの人がBBQを楽しんで

 おり、その横を通り抜けて更に歩を進めると「見晴らしの丘」に着いた

 が、ここから眺めた「友ヶ島」は遠くに淡路島を従え紀淡海峡の上にく

 っきりと島影が浮かびあがる素晴らしい光景であった。

 その後、更に足を伸ばし、「家族の広場」で2門の榴弾砲跡を確認。

 加太砲台は明治後期に大阪一帯を守るため設置されたものだが、実際に

 使用されることがなかったのは誠に幸いなことであった。

 ここまでが本日のコースで、後は加太駅から加太線専用の赤色に塗られ

 た電車「めでたいでんしゃ」に乗り、和歌山へ。

 この後は楽しみの「反省会」。今回は荒天のため残念ながら友ヶ島へ渡

 ることが叶わなかったが、いつか友ヶ島灯台、砲台跡、コウノ巣山など

 を巡り、友ヶ島の良さを堪能したいと考えを新たにした加太ハイキング

 でした。

 本日はお疲れ様でした。

               (黒岡 記)  

 

加太ハイキング ウォーキング写真

2022年歩こう会1~5月例会開催は、中止しました。

                          歩こう会事務局 西元

令和2年 2月 第279回例会 金剛山 報告

金剛山(葛城岳1125m)冬山登山

 実施日 令和2年2月9日(日) 曇り時々晴れ山頂一時雪

 参加者 橋本 黒岡 澤村 青石 西元 松尾 計6名(敬称略)

 

  2月例会は、冬山登山で恒例の金剛山に登りました。今年は暖冬で前日まで

 積雪もなく、雪景色や霧氷は見ることが出来ないと思わせる天気が続いていま

 した。

  予定通り河内長野駅に集合し、登山客で賑わう金剛山ロープーウエイ前行き

 のバスに乗り登山口で降りたところ、山頂情報が掲示してありました。ありが

 たいことに昨晩に寒気が到来したようで、山頂の午前7時の気温は-7.4℃、

 雪積1cmとのことで、霧氷を期待させるものでした。

  軽く体をほぐし表参道の急な石段を避け千早本道を出発します。(10:10) 千早城址への分岐も横目に、急坂をスルーし本道を進みます。セメントの舗装

 道路から木の階段(俗称;七曲り)に向かうあたりより道の端々には白いもの

 が現れ、5合目の休憩地点では、全体にうっすらと雪道になっていました。

  心臓やぶりの急な木道を登り、7.5合目を通過したあたりから霧氷のついた

 樹々が見えてきました。まるで満開の桜のような光景が山間に広がっていま

 す。美しい霧氷にしばしの癒しを頂き、若者たちには抜かれながらも、喘ぎ

 喘ぎ最後のひと踏ん張りで山頂に到着しました。(12:07)

  山頂の気温は-5℃で、ライブカメラ前で記念撮影し、待望の昼食です。

 やはり府下人気の最高峰だけあって多くの登山者で賑わっています。お隣の

 温かいカップラーメンがすごくおいしそう。突然、若い自転車軍団が現れま

 す。自転車で登ってくるなんてすごい体力ですが、帰りの雪道を滑らずにど

 う降りるのかと心配になります。こちらは稲荷寿司を頬張りながら、お酒で

 体をあっためます。山頂の霧氷は清楚に美しく、一瞬の吹雪も舞い、冬山を

 満喫することが出来ました。

  下りはアイゼンを装着し、霧氷と雪道の中を転法輪寺、葛城神社にお参り

 し、安全と健康を祈願しました。下山につれて変化する霧氷を観察しながら

 、伏見峠から念仏坂を下り、金剛山ロープーエイ前でゴールとなりました。   (14:50)

  反省会は、恒例のおおきたへ。大ジョッキーでのどを潤し、登山客への割

 引付き地酒の天野酒で楽しいひとときを満喫しました。  

                              (松尾記)

 

写真提供 黒岡さん

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◎ 令和2年1月 第278回例会報告                       歌垣山(うたがきやま)ハイキング

 

 実施日: 令和2年1月12日(日) 曇り後晴れ

 参加者: 青石 木綿 黒岡夫妻 澤村 西元 松尾 米田 橋本 

                            計9名(敬称略)

  能勢電の電車は我々以外には殆ど乗客が無く、予定の電車より一本早く

 妙見口駅に到着した。駅前の土産物屋や周辺の地理案内の看板を見たりし

 たのち、バス停へと向かう。バスの乗客も我々以外は二人だけで、そのお

 二人も野間近辺を歩かれる様で、手前の停留所で下車された。

  歌垣山登山口で下車し、そこの広場で軽く身をほぐした後、登山を開始。

 目的の歌垣山は目の前に聳えている。周りの畑は猪の防護柵が張り巡らさ

 れており、捕獲用の檻もすぐ近くに仕掛けられていた。何処とも猪には手

 を焼いている様である。間もなく集落は終わり、沢沿いの山道となった。

  歌垣山までは標高差300メートル程であるが、思いのほか急傾斜で、

 針葉樹林の中をゆっくりと登って行く。途中、パラッと雨粒が落ちて来て、

 チョット不安になったがその後は雨粒も無く、下山の頃には晴れ間も広が

 っていた。

  稜線に出ると、すぐ左にかがいの広場があり、そこで古代には若い男女

 が歌を競い合ったそうである。広い東屋もあり、そこには今年登られた方

 が周囲の山を写真に撮られ、山の名前を添えてハードケースに入れて置い

 てくれていた。妙見山や今年7月に歩こう会で予定されている三草山も記

 載されており、「あの山に登るのだ」と確認出来て、有難かった。

  しばらく風景を楽しんだ後、歌垣山へ向かう。ここには三角点がある。

 広場からも見られたが、展望台からは所々、合間に雲を従えた山々が望ま

  れ、能勢にぴったりの山里の雰囲気が漂っていた。

  ここからは堀越峠まで一旦稜線を下り、車道を横切ったのち、妙見奥の

 院への道となる。最初は舗装路であり、のんびり歩けたが、最後の方は奥

 の院まで結構な登りとなり、また、一汗かいた。妙見山とその奥の院は結

 構離れているがその間は自然歩道で結ばれている様である。

  奥の院で昼食の後、真如寺を通り、麓の集落まで降りてきた。ここには

 建物は残っていない様であるが、関ケ原の合戦後、能勢氏が築いた地黄城

(地黄陣屋)(じおうじょう)の石垣が残っている。

  ここからは、集落の中や、畑地の道を通り、野間の大ケヤキを目指す。

 かなり遠くから大きな樹形が望め、それではないかと思いながら歩いた所、

 そこへ行きついた。思ったよりも大きく、立派な大ケヤキである。

  樹齢千年の大ケヤキを目の前にして“生きるってすごい!”初夏には、

 フクロウも営巣する様であり、その時期は驚かさない様にとの注意書きも

 あった。この頃には青空も広がり、茅葺のバス停でのんびりとバスを待っ

 た。帰りのバスも我々の貸し切り状態であった。後はお定まりの反省会と

 なったが、正月早々との事で、こちらの店も結構空いていた。

                            (橋本記)

写真提供 黒岡さん

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